木々の緑もあざやかに、頬をなでる風も心地よく
一年で一番過ごしやすい季節になりました。いかがお過ごしでしょうか?
実は私の自宅が(…いや、住んでいる地域が)
今話題のユネスコの「明治日本の産業革命遺産」の候補地に選定されまして、(※熊本県宇城市三角町西港)
連休中は観光客の皆様で、これまで以上に賑わいを見せておりました。
我が家では、2階のベランダで猫を7匹前後飼っていまして、
昨日はいたずらの過ぎるオス猫のお尻を叩きながら、ひょいと抱え上げた時に、ちょうど観光客の人と目が合い、
「動物虐待?」という嫌疑がかけられたのではないかと
少し気になる私です。
このまま、夏に正式決定となると
更に、観光客の増加が見込まれるのですが、しかしです、世界遺産へ行こうとも、
どこに行かれるにしても、これからの季節、
「紫外線が一番強い時期」となるのはご存じでしょうか?
…と、いうことで
今回は聞くに聞けない
「紫外線」の話を調べてみました。
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そもそも紫外線とは?◆――――――――――――――――――――◆
フロン等によりオゾン層が破壊されると、
地上において生物に有害な紫外線が増加し、悪影響が増加することが心配されています。
●紫外線は何故悪い?
紫外線が肌に当たると、肌の表皮で活性酸素が出来、
細胞や組織を酸化させ、変質させてしまう。↓
皮膚が炎症で赤くなり、表皮の細胞が
メラニン色素を作り肌が黒くなる。
↓
これが続くと肌の老化、しわ、ほくろ、
ひどい時は皮膚ガンの原因となるようです。
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紫外線の強い時期、時間帯は?◆――――――――――――――――――――◆
・5月から8月にかけて紫外線が一番強い時期
・時間帯は11時~正午頃が最多です。
・快晴に比べ、曇りは約60%、雨で約30%の量
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ネットで紫外線チエック!◆――――――――――――――――――――◆
気象庁が随時、日本全国の紫外線分布図を公開中です!
地域、時間で差があります。お出かけ前に要チエックです。全国の紫外線の強度が5段階に色分され一目瞭然!
・弱い ⇒ 安心して戸外で過ごせます。
・中程度・強い ⇒ 日中はできるだけ日陰を利用しましょう。
・非常に強い・極端に強い⇒日中の外出は出来るだけ控えましょう
年間の紫外線の量は那覇が札幌の約2倍!
地域差もあるのですが、特に夏前後の沖縄の日中は極端に強いという表示が出ますので、特に用心です。
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日焼け止めの選び方は、目的に合わせて◆――――――――――――――――――――◆
日焼け止めの商品説明で、その効果の度合いが
「SPF」「PA」等の記号で表示されています。
ご自分のお肌の調子、散歩や買い物、屋外での運動、
炎天下のレジャーなど目的に合わせて使い分けをしましょう。
紫外線には波長が長く皮膚の深くまで届くA波
波長が短くエネルギーが大きいB波があり、
●「PA」とは、A波を防止する効果の強さを+の数で示したもので、
プラスの数は1個から3個まであり、3個が最も強力です。
●「SPF」とは、B波を防止する効果の強さを数字で示したもので、
数が大きいほど強力になります。
強いものは肌に負担をかけるので、普段のお出かけは
「PA+~++」「SPF15」程度のもので十分と言われています。
※水泳や汗をかくスポーツには「耐水性」がお勧めです。
いずれにしろ、2~3時間おきに塗りなおすことが効果的です。
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赤ちゃん、子どもの紫外線対策◆――――――――――――――――――――◆
赤ちゃんの健康の為にも必要とされていた日光浴。
母子健康手帳から(1998年~)「日光浴」を勧める
記述が消え「外気浴」という表示に変わりました。
日光浴が健康に良いとされる理由は、
紫外線が体の中でビタミンDをつくるのを助ける働きがある為でしたが、
最近では、食事から必要なビタミンDを摂取することが
可能で、逆に紫外線による悪影響の方が心配と言う判断です。
「外気浴」も大切ですが、赤ちゃんの散歩は、
直接日光を浴びすぎないようにし、紫外線の強まる時間を避け出来るだけ朝夕の時間帯にするのがいいようです。
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人生で浴びる紫外線の80%は18歳までに浴びる?◆――――――――――――――――――――◆
日本よりも紫外線の研究対策が進んでいるアメリカの報告では、
人生で浴びる紫外線の80%は18歳までに浴びるという事で、紫外線防止は幼児から始めて、生涯続けるべきと勧められています。
紫外線から地球・人類を守ってくれるオゾン層の破壊の原因は
人類の発明…フロンガスの増加…
便利な生活と引き換えに、
今度は、紫外線対策の不便さを手に入れた我が人類です。(苦笑)
「世界産業遺産」というのも、ある意味、皮肉なものであります。
ところで、
結構毛だらけの猫たちには、紫外線対策というのは不要で、もはや昼に出歩くのは、
人よりも猫の方が多くなりそうな我が町でありました。
(猫をかぶっている方も、大丈夫…)
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