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2015年6月5日金曜日

【万象堂の健康伝言版】 梅干しに、糖分を抑える効果あり?

近所の庭の紫陽花もきれいに咲きました。
九州はいよいよ梅雨に入りました。
これから約1ヶ月半…雨の日が続きます。

春夏秋冬、プラス梅雨
日本には正確には四季ではなく、
五季あるようですね。

この健康伝言板も、まる2年書き続けてきましたが、
いよいよ「ネタ」切れ、最近は2週間に1回の配信となっております。

さて今回のネタは何にしょうかと、
逆立ちして思い悩んでいると、ネタの逆は、タネ…

タネと言えば、(タキイではなく)梅干しと思いつき
梅干しと言えば、6月!という安直な発想で調べてみますと、

なんと幸運な!最近の研究で、
「梅に糖分を抑える効果がある」という記事に出くわしました。

調べれば調べるほど、すごい梅干しの世界!

…と、いうことで、今回は梅干しの効用について
ちょっとご紹介してみます!

◆――――――――――――――――――――◆
・伝統的な健康食品「梅干し」
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ネットで調べるに、

日本有数の梅干しの産地、和歌山では
梅干しの加工会社が集まり、
産学連携で「紀州梅効能研究会」なるものを設立、

梅干しの効能について、
インターネットなどで情報発信をされていました。

そのサポートメンバーには、
和歌山県立医科大学の准教授、別名「梅干し博士」なる方から
全国各地の大学の研究室も参加して、梅の効能についての
科学的なデータも提供されています。

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・梅に含まれる「健康効果」はすごい!
◆――――――――――――――――――――◆

…で、そのサイトを見ると、あるわ、あるわ梅効果!

・インフルエンザ予防

梅にインフルエンザウイルスの増殖を抑制する、
新規機能性化合物を発見!

・胃がん予防

梅の中に、胃に障害を及ぼすピロリ菌などの運動を抑える
効果のある物質が含まれていることを発見!

・食中毒予防

梅干しには「黄色ブドウ球菌」や「病原性大腸菌」といった
食中毒菌の増殖を抑える作用があり!

・血液浄化作用

梅干しに含まれるクエン酸は、ドロドロ血液の原因である
酸性を中和させ、血液をサラサラにする働きが!

・疲労回復効果

梅干に含まれる「クエン酸」には、
疲れの原因となる乳酸を抑える働きがあり!

また梅の酸味が体内の消化器官を刺激し、
だ液など消化酵素の分泌を促し、食欲を増進させます。

(他にも盛りだくさんの効果効能!)

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・そして、糖尿病予防にも梅!
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梅の中には、血糖値の上昇、肥満のもとになる
糖分を、体内に吸収させる酵素(α-グルコシダーゼ)の
働きをじゃまする成分があります。

※この成分は「α-グルコシダーゼ阻害剤」として
特許を取得されました。

◆――――――――――――――――――――◆
・梅干しは一日何個まで?
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しかし…しかしです、
いくら梅の成分に効能があったとしても、

梅本体にその効能を求めるのであれば、
毎日毎日、とんでもない数の梅干し、
梅製品を食べねばならず、

有効成分を集めた梅エキスを抽出するとか、
今後の研究に期待したいものです。

それで、逆に気になるのが、梅干しの塩分
1粒当たりの塩分を調べてみるに…
(※減塩ネットより引用)

・昔ながらの梅干し ⇒ 約4.7

・あっさり味    ⇒ 約1.8

・はちみつ梅干し  ⇒ 約1.4

・紀州 南高梅    ⇒ 約1.7

・減塩梅干し          ⇒ 約0.2

◆――――――――――――――――――――◆
・一日の食塩摂取 目標量は?
◆――――――――――――――――――――◆

厚生労働省が定めた1日当たりの塩分の基準値は

※「日本人の食事摂取基準」(2010年版)


男性 9.0g未満  女性 7.5g未満

※高血圧の治療を要する人(6g以下)
※腎臓疾患者の場合(36g以内)

ということで…(汗をかき、塩分補給も大事!)
あっさり味の梅干しを123個くらい食べて、
ジメジメした梅雨の時期もすっきり、さっぱり
毎日を健康に過ごして行きたいものです。

・追伸

梅の里、和歌山県みなべ町には、
その名もズバリ、「うめ課」があり、

今年2月には「梅干しおにぎり」を握る人数での世界記録で
ギネス世界記録に認定されました。(記録数428名)

今後も梅にまつわる、広報、イベント活動を企画されているようです。

【万象堂の健康伝言版】 聞くに聞けない、紫外線の話


木々の緑もあざやかに、頬をなでる風も心地よく
一年で一番過ごしやすい季節になりました。
いかがお過ごしでしょうか?

実は私の自宅が(…いや、住んでいる地域が)
今話題のユネスコの「明治日本の産業革命遺産」
の候補地に選定されまして、(※熊本県宇城市三角町西港)
連休中は観光客の皆様で、これまで以上に賑わいを見せておりました。

我が家では、2階のベランダで猫を7匹前後飼っていまして、
昨日はいたずらの過ぎるオス猫のお尻を叩きながら、
ひょいと抱え上げた時に、ちょうど観光客の人と目が合い、

「動物虐待?」という嫌疑がかけられたのではないかと
少し気になる私です。

このまま、夏に正式決定となると
更に、観光客の増加が見込まれるのですが、

しかしです、世界遺産へ行こうとも、
どこに行かれるにしても、これからの季節、

「紫外線が一番強い時期」となるのはご存じでしょうか?

…と、いうことで

今回は聞くに聞けない
「紫外線」の話を調べてみました。

◆――――――――――――――――――――◆
  そもそも紫外線とは?
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 太陽からの光は、波長により
「赤外線」「可視光線」「紫外線」に分けられます。

フロン等によりオゾン層が破壊されると、
地上において生物に有害な紫外線が増加し、
悪影響が増加することが心配されています。

●紫外線は何故悪い?

紫外線が肌に当たると、肌の表皮で活性酸素が出来、
細胞や組織を酸化させ、変質させてしまう。

          ↓

皮膚が炎症で赤くなり、表皮の細胞が
メラニン色素を作り肌が黒くなる。

          ↓

これが続くと肌の老化、しわ、ほくろ、
ひどい時は皮膚ガンの原因となるようです。

◆――――――――――――――――――――◆
  紫外線の強い時期、時間帯は?
◆――――――――――――――――――――◆

5月から8月にかけて紫外線が一番強い時期

・時間帯は11時~正午頃が最多です。

・快晴に比べ、曇りは約60%、雨で約30%の量

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  ネットで紫外線チエック!
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気象庁が随時、日本全国の紫外線分布図を公開中です!
地域、時間で差があります。お出かけ前に要チエックです。
全国の紫外線の強度が5段階に色分され一目瞭然!
 
・弱い  ⇒ 安心して戸外で過ごせます。

・中程度・強い ⇒ 日中はできるだけ日陰を利用しましょう。

・非常に強い・極端に強い⇒日中の外出は出来るだけ控えましょう

 
年間の紫外線の量は那覇が札幌の約2倍!
地域差もあるのですが、特に夏前後の沖縄の日中は
極端に強いという表示が出ますので、特に用心です。

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  日焼け止めの選び方は、目的に合わせて
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日焼け止めの商品説明で、その効果の度合いが
「SPF」「PA」等の記号で表示されています。

ご自分のお肌の調子、散歩や買い物、屋外での運動、
炎天下のレジャーなど目的に合わせて使い分けをしましょう。

紫外線には波長が長く皮膚の深くまで届くA波
波長が短くエネルギーが大きいB波があり、

●「PA」とは、A波を防止する効果の強さを+の数で示したもので、
プラスの数は1個から3個まであり、3個が最も強力です。

●「SPF」とは、B波を防止する効果の強さを数字で示したもので、
数が大きいほど強力になります。

強いものは肌に負担をかけるので、普段のお出かけは
「PA+~++」「SPF15」程度のもので十分と言われています。

※水泳や汗をかくスポーツには「耐水性」がお勧めです。
いずれにしろ、23時間おきに塗りなおすことが効果的です。

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  赤ちゃん、子どもの紫外線対策
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赤ちゃんの健康の為にも必要とされていた日光浴。

母子健康手帳から(1998年~)「日光浴」を勧める
記述が消え「外気浴」という表示に変わりました。

日光浴が健康に良いとされる理由は、
紫外線が体の中でビタミンDをつくるのを助ける
働きがある為でしたが、

最近では、食事から必要なビタミンDを摂取することが
可能で、逆に紫外線による悪影響の方が心配と言う判断です。

「外気浴」も大切ですが、赤ちゃんの散歩は、
直接日光を浴びすぎないようにし、紫外線の強まる時間を避け
出来るだけ朝夕の時間帯にするのがいいようです。

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  人生で浴びる紫外線の80%は18歳までに浴びる?
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日本よりも紫外線の研究対策が進んでいるアメリカの報告では、
人生で浴びる紫外線の80%は18歳までに浴びるという事で、
紫外線防止は幼児から始めて、生涯続けるべきと勧められています。

紫外線から地球・人類を守ってくれるオゾン層の破壊の原因は
人類の発明…フロンガスの増加…

便利な生活と引き換えに、
今度は、紫外線対策の不便さを手に入れた我が人類です。(苦笑)

「世界産業遺産」というのも、ある意味、皮肉なものであります。

ところで、
結構毛だらけの猫たちには、紫外線対策というのは不要で、
もはや昼に出歩くのは、
人よりも猫の方が多くなりそうな我が町でありました。

(猫をかぶっている方も、大丈夫…)

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    万象堂 店長竹田です。   早いもので 3 月も半ば、 春らしい気候になってきました。 皆様、いかがお過ごしでしょうか?   桜の開花予報ですが、 日本気象協会の情報では 3 月の気温が高く、 開花日は例年より 早くなる見込み。 ...